なぜアキレス腱は痛くなるのか?

アキレス腱炎、アキレス腱周囲炎は、別名「使いすぎ症候群」と言われます。アキレス腱の使いすぎ、オーバーユース(over use)ってやつです。

ジャンプ、ダッシュ、急激な方向転換などの動作の繰り返しで、フクラハギの疲労や過度な緊張によりアキレス腱への負担が大きくなり、炎症などを起こすと考えられています。

アキレス腱に負荷が大きくかかる原因として、次の3つが挙げられます。
  1. かかとの外反、内反
  2. アキレス腱の柔軟性低下
  3. 足関節が不安定

1.かかとの外反、内反
かかとが外反や内反をしている事でアキレス腱の内側や外側に過度に負担がかかる。内側のアキレス腱に痛みが出るケースが多い。

2.アキレス腱の柔軟性低下
アキレス腱に柔軟性がないとアキレス腱を痛めやすい。アキレス腱をつまんで左右に動かしたり腱に沿って動かしたりして確認する事ができる。

3.足関節が不安定
足関節が不安定だと足首を背屈(つま先を上に動かす)した時に、足先が外側に向いてしまい、アキレス腱に負担がかかる。


このほかにも、

  • 履いている靴がアキレス腱にあたり圧迫している
  • スネの筋肉(前脛骨筋)が弱い

なども原因として考えられています。

アキレス腱炎、アキレス腱周囲炎は、単純にどれか一つが原因というわけではなく、これらの原因が重なり合い、発症するものとおもわれます。


しつこいアキレス腱炎にお悩みなら・・・



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